11月1日(火)、金沢の石川県立美術館 へ「第52回日本伝統工芸展 金沢展」を見に行った。加賀市の宮薗士朗 さんに招待券を頂き、それでなくても見に行かなければと思っていた所で、本当にありがとうございます。
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宮薗さんにはこの夏のギャラリー・サラ「縁たけなわ展 」のプロデュースと出品をお願いしたもので、本光寺本堂移築200年記念のイベントの一つとして非常に好評で、大変お世話になりました。

本会場でも金工の宮薗 さんやお師匠の人間国宝の中川衛先生 、陶芸の村中暁美さん、中村

木竹工の川北浩彦 さん、陶芸の吉田荘八 さんなど「縁たけなわ展」に出品いただいた皆さんの作品が展示されていました。そう思うと大変ハイレベルな作家の皆様に出品頂いた本光寺ギャラリー・サラ「縁たけなわ展」は、なんと言う幸運に恵まれて開催されたのでしょうか。感謝申し上げます。
会場で列品解説されている人間国宝の前史雄さんの声が聞こえてきました。たくさんの人に囲まれ語っておられた一言が耳に残ります。「伝統と伝承という言葉がある。伝統は心を伝える。この伝統展の作品は用の美ということが大事である。使われてこそ生きる作品である。」と受けとめた。

陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸と部門に別れ、一回り見学して会場を出た。特に陶芸には心惹かれる。再興九谷焼の一大産地であった若杉窯の地に生まれ住んでいる訳で、身近に
作家の方も居られます。
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いつも伝統工芸展に来ると、いいものを見せてもらったと心から思います。
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