大聖寺 は加賀市の中心市街地で大聖寺藩10万石の城下町、名所旧跡・文化財にこと欠かない所です。
 しかし、隣の町でありながら、特別に用事でも作らないとなかなか行く事は無いものです。今回は「深田久弥  山の文化館」を訪ねる必要があり、たまたま近くを通りかかりここに立寄る事にしました。

 江沼神社 江沼神社長流亭 はガイドブックで見た事はあったが、訪ねるのは初めてでした。北に大聖寺川、西に錦城山をひかえて、市街地の端に広大な敷地を占めています。

 ガイドブックによれば、宝永元年(1704年)大聖寺藩三代藩主前田利直邸に遠祖菅原道真を祀り、当初天満天神社と称した。明治10年に江沼神社を、明治12年に松嶋神社を合祀し現社名となる。境内にある前田利直の休憩所と言われる長流亭は、宝永6年建立で国指定重要文化財となっている。
長流亭

 長流亭拝観は要予約となっているので、大聖寺川 に臨む建屋を外から見るだけにして境内に入った。拝殿の南側は大きな池を囲んで築山があり、樹齢も古い木がうっそうと茂り、これこそ大名庭園だという雰囲気である。池泉回遊式の庭で歩くたびに景色が変わります。拝殿よりも庭のほうが立派ですか。
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 深田久弥の記念碑を見ながらブラブラしていると、お婆ちゃんに母娘の三世代が、仲良く椎の実を拾っていました。最近は拾う人も少なくなりましたが、NPO君は久し振りに子どもの頃を思い出し、懐かしい気分になりました。秋のちょっといい時間を過ごさせて頂きました。
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